宮崎市の内科、外科、消化器科、リハビリテーション科 <<院長の手作りホームページです>>
〒880-0824 宮崎県宮崎市大島町前田310-1 Tel.0985-25-7722 Fax.0985-25-7754 https://ocean-clinic.com
HOME
>
外科
>26_2.破傷風
26_2.破傷風
破傷風とは
破傷風(tetanus)は
破傷風菌(Clostridium tetani)
という土壌中に存在する嫌気性菌が作る毒素(テタノスパスミン)によって起こる感染症です。 菌自体が体内で増えるよりも、この毒素が神経に作用することで症状が出ます。
感染経路
土壌、ほこり、動物の糞などに含まれる芽胞が
けが(切り傷、刺し傷、擦過傷、火傷など)
を通じて体内に入る
特に
深くて汚染された傷
(釘・ガラス・動物に噛まれるなど)で発症しやすい
症状の特徴
毒素は中枢神経に作用し、抑制性ニューロンを障害するため、
筋肉が過剰に収縮する
のが特徴です。
初期症状
口が開きにくい(
開口障害
、いわゆる「
牙関緊急
」)
噛みしめ・首や肩のこわばり
進行すると
全身のけいれん(音や光・触刺激で誘発される)
けいれんにより呼吸障害や窒息の危険
無治療なら致死率は非常に高い(50%以上)
潜伏期間
通常
3日〜3週間
(平均 1週間前後)
傷口が頭部に近いほど潜伏期が短く、重症化しやすい
治療
抗毒素(破傷風ヒト免疫グロブリン:TIG)の投与
抗菌薬(メトロニダゾールなど)
で菌の増殖抑制
けいれんに対して鎮静薬や筋弛緩薬を使用
人工呼吸管理が必要になることもある
予防(ワクチンが最も重要)
定期予防接種(日本の例)
DPT(ジフテリア・百日せき・破傷風)として乳幼児期に3回+追加1回
11歳頃に2種混合(DT)追加
成人後は10年ごとに追加接種が望ましい
けがをした時の対応
汚染創でワクチン接種歴が不明または10年以上経過 → 追加接種を検討
高リスク創(深い刺し傷など)で接種歴が不十分 → TIG(免疫グロブリン)投与
まとめ
破傷風は
けがから感染するが、人から人へはうつらない
毒素による
筋肉のけいれん・呼吸障害が致命的
ワクチン接種による予防が最も重要
汚い傷や深い傷を負ったときは、
ワクチン接種歴を確認し、必要に応じて追加接種やTIG投与
が推奨される
外科のTOPに戻る
〒880-0824 宮崎県宮崎市大島町前田310-1
tel 0985-25-7722 fax 0985-25-7754
https://ocean-clinic.com
クリニック紹介
|
アクセス
|
ご挨拶
|
患者様へのお願い
|
健診、人間ドック
内視鏡
|
リハ
|
診療百談〜内科
|
診療百談〜外科
|
東洋医学
|
サイトマップ
Copyright ©2008
Ocean Clinic
All Right Reserved.